空を見上げて興味深いなにかがあるかのようにゆっくり歩くこと
比較的ものごとを楽観的にとらえる傾向がある。それはおそらく僕の環境によるものだとおもうのだけど、ふとなにもかもをこなせるような気がしてしまう。それは気分がわるくなるものではないんだけど、もちろん僕になんでもできるわけではない。
だからときどき自分の不確かさをたしかめる。具体的にいうと空を見上げながら、後ろ向きに歩く。できるだけ長い距離を。慣れていないから平衡感覚がわからなくなる、自分がなにをしたいのかわからなくなる、自分の聴覚や視覚が信じられなくなる。そうして自分はこんなこともできないんだと自分に申しおくる。
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